「れい と いちか と まほうのトンネル」解説

(2021/6/6 更新 ※まほうのイラストに追加)
この度は絵本『れい と いちか と まほうのトンネル』を手に取って頂き、ありがとうございます。
※このページでは、この絵本についての情報や、プログラミング、プログラミング教育に関する
情報を随時追加していきたいと思います。本の表紙にあるQRコードから、いつでも気軽に立ち寄ってください。

「まほうのイラスト」ページを追加しました!ぜひお立ち寄りください。

<解説ページ本文>

2020年より、プログラミング教育が小学校で必修化になりました。
プログラミングに必要な、論理的思考能力を学ぶのが目的です。

これからは、ITに触れる機会もますます増え、
触れはじめる年齢も、どんどん低年齢化してくるでしょう。
小学生向けのプログラミング学習用の教材はたくさん出回るようになりましたが、
もっと自然に、もっと小さい子供でも学ぶことができないかと思い、考えたのがこの絵本です。

コンセプトは、「絵本+IT」です。

もちろん、ITと言っても堅苦しくはなく、ほかの絵本と同じように
読むだけでも楽しめることは、間違いなしです。
物語では、「れい」と「いちか」という登場人物が、様々なトンネルを見つけることで
不思議なことがたくさん起こります。

その不思議なことの中に、プログラミング教育で必要とされる要素が隠されているのです。
その要素とは、どんなものでしょうか?

プログラミングの知識の中で、重要なものに「関数」というものがあります。
中学校の数学で挫折した方も多いと思いますが、「y =  f(x)」 という記号の式です。
また、一次関数やら二次関数やらの、言葉だけで拒否反応を示す方も多いはずです(笑)
しかし、この関数というのが「魔法のトンネル」の核心です!
入口から何かを入れると、出口から何か違ったものが出てくる。
単にそれだけなのです。

日常生活の中で例を挙げると、テレビのリモコンの電源ボタンを押す(入口)と、画面が表示される(出口)、
チャンネルボタンを押す(入口)と、押したチャンネルに切り替わる(出口)などです。
入口と出口には決まりがあって、この決まりを見つけたり、考えたり、決まりどおりにプログラムを作るために、
論理的思考能力が必要であり、能力の向上にも役立つのです。

それでは、魔法のトンネルの秘密を少し書いておきますので、
この絵本をお子様と何度も繰り返し読む際の参考にしてもらえたらと思います。
絵本として楽しんでいただき、「+IT」の部分も楽しんでいただければ幸いです。
◆数字のトンネル
ボールを入れると、入れた数+1個のボールが出てきます!
→「もし、ボールを5個入れたら、出口から何個でてくるかな~?」
なんて質問を、お子様にしてみてはいかがでしょうか?

◆カラフルトンネル
入れたカードに書いてある絵からイメージされる色のボールが出てきます!
→「桃のカードを入れたら何色のボールが出てくると思う?」や、フルーツ以外のカードや
○○ちゃん(お子様の名前)の写真を入れたら・・・など、ちょっと意地悪な質問をしてみて、
どんなリアクションが返ってくるのか試してみるのも楽しいと思います。

◆星のトンネル
ボールを1つ入れても何も出てきません。
ボールを全部入れるとキラキラボールが出てきます。
これは、プログラミングの<繰り返し>という要素を題材にしており、
ボールを<繰り返し>入れていき、全部入れることが<繰り返し>を抜けるための条件となっています
(“ループを抜ける“なんて言い方をします)
→「ボールは全部で何個入れたと思う?」
と聞いて、考えさせてみるのも良いかもしれませんね。
(答えは、数字のボール4個と、色のボール4個の8個です)

◆しましまとハートのトンネル
ボタンを押すことで、トンネルからボールが出てきますが、
どちらのボタンを押すかで違う結果になります。
これは、プログラミングの<条件分岐>という要素を題材にしました。
プログラミングでは当たり前のように登場しますが、
「もし Aをしたなら~をする、もし Bをしたなら~をする、そうじゃないなら~をする」
のように使います。
→ 例えば自動販売機では、押すボタンによって出てくるものが決まっていますよね。
ジュースのボタンはジュース、お茶のボタンはお茶、返却レバーは入れたお金を戻す。
これもちゃんと、<条件分岐>によってプログラムされているのです。

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